合成樹脂原料
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合成樹脂原料
PES(Polyethersulphone Resins)
ポリエーテルサルホン樹脂
概要
ポリエーテルサルフォンは、英国ICI社により1972年に上市された超耐熱性エンジニアリング・プラスチックである。1991年6月、ベースポリマーの供給元である英国ICI社が撤退を表明し、輸入販売を行っていた住友化学はICI社の技術ライセンスにより単独で国産化する方針、一方三井東圧化学は独BASF社と販売提携する。また、テイジンアモコエンジニアリングプラスチックス社は、ポリアリルサルホンの名称で販売してきたが、ICI社の撤退を機に、ポリエーテルサルホン(PES)に改称し、シェア拡大を図っている。
用途
電気・電子分野:コイルボビン、タイミングスイッチ、コネクター、ランプケース、ヘアドライヤーグリル、プリント基板、ヒューズボックスカバー、モーターキャップ、工業用ドライヤー窓、ランプ、反射板、ポテンシロメーターケース 自動車部品:エンジン、キャブレターのインシュレータ、フォグランプリフレクター、ベアリング・リテーナ、自動変速ギア 機械部品分野:ベアリング・リテーナ、温水ポンプハウジング、温水器部品、熱水パイプ 医療器具/食品加工機械分野:血液分析器、血圧検査官、X線ウインドー、食品工業用バルブ、パイプ 航空機分野:窓枠、ホットエアダクト等の内装材
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